憲法改正が先取りされている      − こんなことを許してはいけない ー ◆憲法は改正されていないどころか、まだ国会に上程もされていません。  それなのに、この国はもう憲法が改正され、戦争もOKになったような様相を  呈しています。 ★座間にアメリカ軍司令部がやって来る ◆そのl例が、米軍再編成に伴って、 米陸軍第一軍団司令部がワシントンから  神奈川県座間市に移ってくるということです。この司令部は、米陸軍を地球上  どこへでも出撃させる役割を持った組織です。日本と関係のない戦地にも出撃  するのです。そして、ここに日本の自衛隊も同居することになっています。                ◆もともと、非武装非戦を謳った日本国憲法の理念と相容れない日米安保条約。  百歩譲って、この条約は極東の範囲と思っていたら大間違い。日米安保条約  の制約を大幅に踏み越えて世界中に出撃する米軍を受け入れてしまうこの国  は、もう憲法は改正されて、戦争はOKになったという錯覚を起こさせます。  ◆しかも、亡の米軍再編域に、皆さんの税金約三兆円が使われると言われてい   るのです。 東京都防災訓練にアメリカ軍が参加 ◆もう一つの例。、今年九月に行われる東京都総合防災訓練に、東京都はアメリカ  軍に参加を要請し、アメリカ軍も参加を了承したとのことです。  これには、アメリカ軍のヘリコプターや軍艦が使われるとのことです。                           (六月二九日 NHK報道)  日本の防災訓練にアメリカの軍隊が参加する必然性はどこにもありません。 ◆なぜこんなことになるのでしょうか? 現在0憲法では出来ないことなのに、  政府与党は、どうせ憲法は改正されるに決まっているのだからと、先取りして  ギヤ・チェンジしているのです。 ◆こんなことを許したら大変なことになります。六十年余、戦争のなかった日本  に戦争を呼び込むことになります。   ブレーキは、まだ間に合います ★現在の憲法、特に第九条を是非とも守り抜きましょう