(2005年9月11日 護憲平和行進びら) ◆ 「憲法第九条…戦争放棄」 は、世界平和のためにも貢献! ◆皆さんは、日本が 「憲法九条…戦争放棄」を掲げ、戦争しないなんて、理想かもしれないが、  今の時代、国際的には「身勝手」 と思っていませんか?   しかし、それは大きな間違いです。  「憲法九条」 は、今の今、国際平和に大きな貢献をしているのです。 ◎ 「ニッ、それは本当? どうして?」 ◆皆さんは、「集団的自衛権」という言葉を知っていますか?  分かり易く、説明しましょう。 ・例えば、A国がアメリカを攻撃した時、アメリカと同盟を結んでいる日本は、  アメリカと共に、戦わねばなりません。これが 「集団的自衛権」 です。 ・しかし、日本七は「憲法第九粂…戦争放棄」があるために、「集団的自衛権」を持たず、 この戦いに巻き込まれないで済んでいるのです。 ・ということは、日本の 「憲法第九条」 の存在が、A国やアメリカにとっても、 戦争を出来なく(抑止力)しているのです。 ・しかし現実には、「憲法第九条」がありながら、世界有数の軍事力を持ってしまった日本は、  他国から見て、一緒に戦争をしたい国になっているのです。 ◆ですから「憲法第九条」が改正(悪)され、日本が 「集団的自衛権」を持ったなら、 今も続いている「イラク戦争」 に、日本は積極的に参戦することになり、  さらに今、かろうじて保たれているアジアの平和も、アメリカの思惑によって壊れることにもなります。 ◆憲法改正に賛成のあなた、なぜ、そんなに戦争をしたいのですか? ・アジアの安定と、壊れかけている世界の平和を、この日本の「憲法第九粂」で支え、守り続けなければなりません。 ・子どもや孫たちが、戦争に引っ張り出されないためにも! 二〇〇五年九月一一日 (日)第四六三回■憲法を守る平和行進    浜松市憲法を守る会